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【MDIS】保険薬局システム「調剤Melphin/DUO」と副作用モニタリング支援サービス「m-SPEHEC」が連携
三菱電機インフォメーションシステムズとマディアが協業し、医薬品の副作用の早期発見・早期対応を支援

2018年11月09日

リリース全文(460KB)

三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(所在地:東京都港区、取締役社長:牧野 友明、以下MDIS)と、医療業界向けコンサルティング・サービスを展開する株式会社マディア(所在地:東京都港区、代表取締役:古川綾、以下マディア)は、医薬品の副作用の早期発見・早期対応を支援する日本初の新サービスの提供で協業します。

マディアは11月30日から新サービス「m-SPEHEC」(マディア スピーク)を販売開始すると共に、MDISは「m-SPEHEC」と密に連携する保険薬局システム「調剤Melphin/DUO」の連携オプションを同日、発売します。

協業の狙い

高齢患者は生理学的機能の低下や使用医薬品数の増加等により副作用のリスクが高まる事が、厚生労働省の「高齢者の医薬品適正使用の指針」でも指摘されており、高齢化社会において薬剤師による副作用モニタリングは重要な役割として期待されています。また、「モノ」から「人」へのシフトが求められている薬局業務において、対人業務の重要性がより鮮明になっています。

今回、保険薬局システム「調剤Melphin/DUO」と副作用のモニタリングを支援する「m-SPEHEC」の連携を実現した事により、患者に応じた、副作用の早期発見につながる指導と薬歴への記録までの薬剤師業務の均てん化(※)、効率化を支援します。

システムの概要

「調剤Melphin/DUO」に保存されている調剤情報をもとに、「m-SPEHEC」が各医薬品の服用期間を算定し、その時期に発現した副作用を報告の多い順に表示し、患者に注意喚起を行った内容を「調剤Melphin/DUO」へ自動的に記録します。また、患者の感じている体調の変化を、服用している医薬品の副作用か否かを医薬品情報より分析し薬剤師に判断材料として情報提供すると共に、その結果を薬歴へ記録する機能も有しています。これらの機能により、医薬品の副作用の早期発見と早期対応を支援します。

両社の取り組みについて

MDISとマディアは、今回発売するサービス・オプションの薬局への普及に協力していくと共に、保険薬局業界と薬局を利用する患者にとり安心で高付加価値なサービスの提供を目指し、今後も協力して参ります。

「m-SPEHEC」とは

m-SPEHEC(別窓で開く)」(M*Adhere Standard for Patient Efficacy and Health Economics)は、薬物治療リスクの最小化に向け、薬学的知見に基づく指導を支援するサービスです。本サービスは、慶応義塾大学薬学部教授・慶応義塾大学病院薬剤部長 望月眞弓氏の総合監修、大阪薬科大学臨床薬学教育センター教授中村敏明氏の監修・指導により開発しました。薬剤師と患者の協働により副作用リスクを下げ、医薬品の有用性を高めることを目的としています。

(※)均てん化:
医療の水準に偏りが生じないようにするという意味で、今回は薬剤師業務の水準を高いレベルに引き上げるという意味で使用しています。

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