介護・障がい福祉向け
ソリューション

Problem

介護現場における人材不足はますます深刻に。効率化や人材の確保が急務

人材不足は今後さらに加速し、2040年には69万人の人材確保が必要と推計

推計によると、総人口に占める高齢者人口の割合の推移は今後も上昇を続け、第2次ベビーブーム期（1971年～1974年）に生まれた世代が65歳以上となる2040年には、35.3％になると見込まれています。
当然この推移に反する形で高齢者を支える立場である介護職員数は不足していき、2040年までには現状よりも約69万人もの介護人材を増やす必要があると予測されています。
国は介護職員を充足させるため、これまでもさまざまな介護人材確保の対策に着手してきましたが、今後はさらに総合的に強化する必要があると発表しています。
しかし、もしこのまま国の対策を待ち、何も先手を打たなければ、介護事業の継続自体が危ぶまれる可能性が考えられます。

介護職員の必要数は2019年度（令和元年度）約211万人。第8期計画期間（2021～2023）は2023年度（令和5年度）約233万人で2019年度から約22万人増員が必要です。第9期計画期間（2024～2026）は2025年度（令和7年度）約243万人で2019年度から約32万人増員が必要です。2040年度は（令和22年度）約280万人で2019年度から約69万人増員が必要です。

「第8期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について（別紙1）」（厚生労働省）を加工して作成

介護現場に最も求められるのは、業務を強力にサポートするためのICT化

介護業務のICT化や介護ロボットなどの積極的な導入が、介護現場の未来を変えます

介護職員の負担を軽減し、働きやすい職場環境を作ることが、人材採用力の強化にもつながり、さらには質の高い介護サービスの提供につながります。そのためにもまず取り組むべきことは、介護業務のICT化・介護ロボットの導入です。

実は、介護分野では、多くの業務をICT化することが可能です。

介護記録や請求に関する多くの紙書類をICT化し、効率化
シフト作成をICT化し、業務負荷軽減を図る
介護現場のデータを活かした、質の高い介護サービスの提供
介護ロボットを導入し、利用者様の安心・安全と、介護職員のストレスを軽減

難しそう、使いこなせるか不安…。いいえ、決してそのようなことはありません。
今こそ、積極的なICT化で介護現場の未来を変えましょう。

介護・障がい福祉におけるICT化の具体策とは？

多忙を極める介護業務をICTで効率化
介護業務の自動化により、ミスの削減や時間の短縮につながり、介護職員はより質の高い介護サービスに集中することができます。
介護ロボットの積極的な利用
介護ロボットの導入により、見守り業務の負担軽減と、転倒などの事故予防を行うことが可能です。
ICTによる適切な就業管理、シフト管理
介護職員のモチベーションアップとキャリアアップを的確にサポートすることで、介護人材の確保・定着の推進を図れます。

多忙を極める介護業務をICTで効率化

文書等の転記による2度手間、記録漏れ、転記ミスをなくし、介護職員がより質の高い介護サービスに集中できる環境作りをしましょう。特に介護記録の記入については、タブレットで文例を選択するだけなど、誰でも手軽に利用できるシステム・ツールの導入が有効です。
また、ICTとAIを融合させて、介護記録を分析し可視化。根拠に基づいたケアプランを立案するだけでなく、適切な介護につなげることが可能です。

実現することで未来はこう変わる

介護現場の生産性向上を図り、
質の高いケアを利用者様に提供できます

介護ロボットの積極的な利用

介護ロボットの導入により、見守り業務の負担軽減と、転倒などの事故予防を行うことが可能です。利用者様に安心・安全なサービスを提供するとともに、介護職員の身体的・精神的負担を軽減できます。人間による心のこもったケアと、ロボットによる身体的なケアの補完、両方で品質の高いサービスを実現しましょう。

実現することで未来はこう変わる

職員の負担軽減と利用者様の安全確保を実現できます

ICTによる適切な就業管理、シフト管理

身体的な負担やストレスがかかりやすい現場だからこそ、適切な人事・労務管理が良い職場環境作りと人材不足解消につながります。そのためにも、ICT化による勤務実態の見える化や、定期的なストレスチェックの可視化が有効です。
また、介護職員に明確なキャリアパスを策定できるよう、経験や資格に関する情報もICTで管理しましょう。介護職員のモチベーションアップとキャリアアップを的確にサポートすることで、介護人材の確保・定着の推進を図れます。