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【MDIS】FAXOCRシステム「MELFOS」にディープラーニングOCRエンジンを搭載
AIを活用し、受発注ソリューションを強化

2018年10月17日

リリース全文(768KB)

三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:牧野友明、以下「MDIS」)は、食品の受発注をはじめ様々な業務の効率化に向けて、AI(人工知能)や新たな認識技術を活用し、ソリューションを強化していきます。その第一弾としてファクシミリ(以下「FAX」)で送信された帳票の手書き文字を認識するFAXOCR製品及びサービスに、AIを応用した独自の認識エンジンを搭載し、10月17日から発売します。

今回搭載する認識エンジンはAIの一手法であるディープラーニング(深層学習)を応用し独自開発したもので、発売する製品の文字誤読率は当社従来製品との比較で50%低減(※1)を実現しました。

MDISは、今回発売するFAXOCRシステム「MELFOS」、及びFAXOCRサービス「MELFOS on Demand」を、10月17日~19日開催の「日経 xTECH EXPO 2018」(※2)でご紹介します。

発売の狙い

FAXOCRは食品製造業および卸売業などの流通分野の受発注を中心に、各種申請、人材派遣における勤怠管理などのFAXを使用する業務で多く使われています。これらの導入企業では、人手による処理が必要となる誤読や判別不能を減らしたい、特に商品の誤発注や就業時間の不正計上につながる誤読を限りなくゼロに近づけたいとの要求があります。
MDISの新しい認識エンジンを搭載したMELFOSシリーズは、こうした要求に応え、お客様企業の業務効率化に貢献します。

新製品の特長

新開発「ディープラーニングOCRエンジン」搭載により操作負荷を削減

従来比で、不読率(※3)24%低減、誤読率(※4)50%低減を実現。これまでOCR読取率の高さで定評のあった製品の読取精度がさらに向上し、人手による操作負荷の軽減に貢献。

「非定型帳票OCR」機能により、手入力が必要な受信データを削減

帳票ID等の表示がない取引先固有帳票をAI技術で自動仕分けし読み取ることで入力負荷を軽減。

データ生成済み認識辞書を標準で提供することにより、導入が容易

実運用データ約30万文字を元に生成した認識辞書を標準で提供し、導入が容易に。
将来的に100万文字の認識辞書データの蓄積を予定。

発売の概要

製品・サービス名 価格(税別) 受注開始日 契約目標
FAXOCRシステム
MELFOS
基本ソフト
2,920,000円~
2018年10月17日 2020年3月までに100契約
FAXOCRサービス(SaaS型(※5))
MELFOS on Demand
月額基本料金
38,000円~
  1. ※1.当社従来比
  2. ※2.主催:日経BP、会場:東京ビッグサイト東1-3ホール/会議棟、「働き方改革2018」小間番号:3336
  3. ※3.不読率:認識結果が得られなかった割合。
  4. ※4.誤読率:認識結果が間違っていた割合。
  5. ※5.Software as a Service(サース):ネットワーク経由でサービスとして提供するソフトウエア利用形態

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