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社会保険労務士法人大槻経営労務管理事務所様 導入事例

社会保険労務士法人

  • [ARDIO]

「ARDIOを導入して20年。機能や使い勝手が洗練されているだけなく、法改正への迅速な対応などサポート体制が充実しているので、安心して使い続けることができます」

社会保険労務士法人大槻経営労務管理事務所様 会社概要

社会保険労務士法人大槻経営労務管理事務所(以下、大槻経営労務管理事務所)では、20年前にARDIOを導入。今では約90名のスタッフが、ARDIOを使って日々の業務を遂行している。ARDIOを使い続ける理由とその効果について詳しく話を伺った。

大槻経営労務管理事務所についてご紹介ください。

アウトソーシング事業部
執行役員 田辺 英昭 氏

 1973年10月の事務所開設以来、ほかのどこにも負けない豊富な知識と経験に裏打ちされた実績、加えて知恵を蓄えることで、2013年10月にはおかげさまで創立40周年を迎えることができました。
 労働・社会保険諸法令のスペシャリスト、そして人事・労務の専門コンサルタントとして、頻繁に行われる労働法ならび労働社会保険関連法の制定や法改正への対応はもちろん、複雑で多様化する日常の労務問題の早期解決に取り組む対面相談、組織的なサポート体制によるチェック機能の充実をはかるチーム制など、経営労務管理の「最適化」を実現しています。
 そのベースとなっているのが、大槻事務所の全スタッフが行動指針として遵守している「誠心誠意尽くす」、「約束を守る」、「知ったかぶりをしない」、という「信頼の3原則」です。この3つの原則を守り続けることで、お客様と良好な信頼関係を築いてきました。

利用状況

契約企業(相談顧問も含む)のうち多くの企業の給与計算および社会保険労務関連データをARDIOで一元管理

ARDIOの利用状況について教えてください。

松村 裕子 氏

 当事務所では、約500社におよぶ契約企業(相談顧問も含む)のうち多くの企業の給与計算および社会保険労務関連のデータをARDIOで一元管理しています。1企業当たりの平均従業員数は約500人、中には2万人を超える企業のデータも取り扱っています。
 近年は、年末調整といった定例的な手続きに加え、離職票等の作成業務が急増しており、以前と比べると利用頻度は上がっていると思います。
 実際の業務としては、離職票、算定基礎届、月額変更届といった書類作成・申請などの業務に活用すると同時に、これらのデータを受付業務の管理表とリンクさせることで、作業の進捗状況なども合わせて管理しています。
 また、最近は電子申請の機能を使う機会が増えています。ハローワークへの移動時間が省けるということもありますが、何よりもセキュリティーの観点から見ても手持ちや郵送よりも安全性が高いという利点があります。また、今後はマイナンバー制度が始まるとさらに電子申請の利用頻度は上がると考えています。

利用者数を教えてください。

 現在、約90名のスタッフがARDIOを利用しています。

カスタマイズなどは行っていますか。

 法改正への対応も迅速で頻繁に機能が追加・修正されるので、基本はパッケージソフトの機能をそのまま利用するようにしています。
 また、高年齢雇用継続給付のデータ取り込み機能などのオプション機能も必要に応じて利用するようにしていますが、CSV形式でデータを出力する際に自動で暗号化する機能はカスタマイズで追加してもらいました。

システムの運用体制についても教えてください。

 情報システム専任の部署があり、ARDIOサーバーの運用・監視やバージョンアップ、帳票フォーマットの追加・修正などを行っています。また、各部門にリーダー的な兼任担当者を設けており、操作面での疑問や要望は各リーダーを通じて問い合わせをしたり、要望を伝えたりしています。

効果

業務が効率化されセキュリティーも向上、顧客からの信頼も獲得

ARDIOの導入メリットについて教えてください。

 ARDIOの導入メリットについて、整理をすると次の5つのポイントにまとめることができます。詳細は次の通りです。

鈴木 沙織 氏

【メリット1】作業の効率化と迅速化
 慣れもあるかもしれませんが、ARDIOは作業者の思考を妨げることなく、論理的に作業を進められるよう画面やメニューが設計されています。そのため、作業が効率化・迅速化され、見込み通りに作業を完了できることがメリットの1つとなっています。
 また近年は、ハードウエアやソフトウエアの性能が向上したこともあり、処理時間も大幅に短縮化されています。10年前であれば数時間かかるような処理でも、今では1時間もかからず処理できるようになりました。
 そのため、スタッフが単純作業から解放され、それぞれの専門知識を活かした「人が対応すべきポイント」に集中して作業を進めることができます。

【メリット2】作業の精緻化
 ARDIOでは、給与計算の項目や計算式のロジックをお客様ごとに細かく設定できます。また、社会保険労務に関する作業でも、論理的に矛盾した作業をしようとするとポップアップなどにより確認が必要だったりと、あるべき作業を確実に処理ができるよう設計されています。そのため、人的なミスや誤りを防ぎ、詳細な部分まで正確な処理ができます。

【メリット3】セキュリティーの強化
 利用者(アカウント)ごとに細かくアクセス制御が管理できるので、担当以外の事業所のデータは閲覧・作業できないようにしています。
 また、電子申請によるセキュリティーの強化も挙げられます。ハローワークへの持ち込みや郵送では、防ぐことが難しい事故が発生する危険性を排除しきれませんが、電子申請であれば情報漏えいなどのリスクを確実に低減できます。

【メリット4】お客様からの信頼獲得
 間接的なメリットになるかもしれませんが、ARDIOを導入していることはお客様からの信頼を得ることにもつながっています。
 三菱電機グループのITソリューションベンダーが開発したシステムを利用しているというだけで信頼してもらえることもありますし、細かなシステムの仕様や機能に関する問い合わせを受けても問題になったことはありません。
 また、クラウド上で個人情報や機微なデータを保管するのに抵抗があるお客様も多く、セキュアなオンプレミス環境で運用しているという点が評価されるケースも少なくありません。

【メリット5】コスト削減
 法改正への迅速な対応も含め、ARDIOの利用・保守・運用にかかっているコストや労力で、同等のシステムを自社で開発・運用するのは不可能です。比較するデータがないので客観的な数値で示すことは難しいのですが、低コストでこのようなシステムを利用できるということもメリットの1つだと捉えています。

選定理由

信頼性が高く安定的に利用できるので、安心して使い続けることができる

20年前というと、ARDIOが提供されてまだ間もない頃ですが、当時としては先進的な取り組みだったのではないでしょうか。

越智 一貴 氏

 当事務所の場合、大手企業や外資系企業のお客様が多いこともあり、処理件数が多く、高い信頼性が求められます。そのため、ARDIOに限らず情報システムには積極的に投資をしてきました。当時からその姿勢は変わっていません。
 また、お客様の信頼に応えるためセキュリティー対策にも積極的に取り組んでおり、「プライバシーマーク(Pマーク)」や全国社会保険労務士会連合会による「SRP認証」などの取得を始め、入退出の管理や監視カメラの設置といった物理的なセキュリティー対策にも積極的に取り組んでいますARDIOによる情報の厳格な管理も、その一環であったと認識しています。

ARDIOを使い続けている理由を教えてください。

 ARDIOに限らず業務システムが使えなくなってしまうことによる影響は計り知れず、お客様に多大なご迷惑をかけしてしまうことにつながりかねません。そのため、大きなトラブルがなく安定的に利用できるということがとても重要です。
 また、経験上いくつかの他のシステムを見てきましたが、ARDIOが最も使い勝手に優れたシステムだと思います。
 私たちの今、現在のオペレーションではARDIOの活用なしでは業務がスムーズに対応できません。
 一方、当事務所だけでなく数多くの社会保険労務士事務所でARDIOは利用されており、業界標準的な存在だと認識しています。その分、さまざまな社会保険労務士からのシビアな要望が反映されているはずですので、信頼でき安心して利用できます。

三菱電機ビジネスシステムへの期待

三菱電機ビジネスシステムへの評価や期待などがあればお聞かせください。

 何か問題があっても、コールセンターに連絡をすれば迅速に対応してもらえるので、安心してシステムを利用できます。また、重要なシステムの更新時には使い方のセミナーなども開催してもらえますし、定期的に要望を伝えたり情報交換をしたりする機会も設けてもらえるのでとても助かっています。
 機能面だけでなく、このように信頼できるパートナーが自社開発したパッケージソフトを直接サポートしてもらえることも、ARDIOを安心して使い続けることができる理由の1つとなっています。
 今後もこれまでと変わらず、システムの機能向上や法改正への迅速な対応を要望すると同時に、さらなる業務の効率化や精緻化、引いては当事務所のサービスレベル向上につながるソリューションの提供に期待しています。

お忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。

※取材日時2015年7月
※記載の担当部署は、取材時の組織名です。

記事について

2020年4月1日付で株式会社三菱電機ビジネスシステム(MB)は、三菱電機ITソリューションズ株式会社(MDSOL)に社名を変更しました。

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