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有限会社酒舗まさるや様 導入事例

酒小売業

  • [酒快Do・酒Do楽]

強力な販売管理、集計・分析機能で日常業務の省力化と営業力の強化を実現

有限会社酒舗まさるや様 会社概要

有限会社酒舗まさるやは、創業以来、地域の顧客に長く親しまれてきた酒類小売店(酒販店)です。蔵元から直接仕入れた日本酒・焼酎を主力とした品揃えは1800種類以上と豊富で、地元の顧客のみならず遠方から来店する顧客もたくさんいます。

年に2回東京都内で日本酒・焼酎のお蔵元さんとお酒を楽しむ「酒人好の会」を主催し、お酒の普及活動に積極的に取り組んでいます。

同店は以前から販売管理システムを導入していましたが、さらなる営業力と販売体制の強化を図るため「Mr.お酒屋さんシリーズ 酒Do楽」を導入しました。「酒Do楽」は三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(MDIS)が企画・開発し、株式会社三菱電機ビジネスシステム(MB)をはじめとしたビジネスパートナーが販売・サポートする、業界シェアトップの酒販店向け販売管理システムで、日常業務の大幅な合理化と営業力の強化を達成し大きな成果を上げています。

〒195-0061
東京都町田市鶴川6-7-2-102
電話:042-735-5141
店内には所狭しと地酒・地焼酎が陳列される

まさるやのホームページでは、日本酒(地酒)・地焼酎の詳細な商品情報や酒蔵の検索、
詳細な説明などが掲載され、酒愛好家の便宜を図っている。

多忙な日常業務を効率化するにはシステムの支援が必須

東京都町田市の団地内に店舗を構えるまさるやは、団地内の酒類の需要を満たす地域密着型の酒販店として顧客に親しまれてきました。平成2年頃から日本酒・焼酎を主力とする販売体制を強化し、豊富な品揃えで地酒・地焼酎ファンの間ではすっかりお馴染みとなったお店です。 休日ともなると1日300人以上の来店客が訪れ、いつも店内は活気にあふれています。

利酒師の資格を持ち、お酒のソムリエとして知られる代表取締役の園部松男氏は「酒を売るのではなく、まさるやを売りたい」という考えのもと、酒匠アドバイザーとして顧客とのコミュニケーションを重視、多くの"まさるやファン"を生み出しています。 創業時はビール販売が主力でしたが、徐々に日本酒・焼酎の販売が伸び、次第にアイテム数が増えていきました。このため、同店では早い段階から販売管理システムによる省力化を行ってきました。そのシステムがリースアップを迎えたこと、そして、さらなる業務の効率化と販売体制の強化を図るために、2004年10月に「酒Do楽」の導入を決定、システムを全面的に移行しました。

代表取締役 園部 松男氏
専務 園部 将氏

操作も簡単で画面表示の速度も向上

「酒Do楽」は受払管理や取引先・商品管理、店頭POS管理などの販売管理機能や各種帳票出力機能、売上などの集計・分析機能を備えた、酒販店向けに特化した販売管理システムです。配達伝票や請求書の発行、酒税関連帳票の出力から、在庫管理、顧客管理、経営分析までをトータルにサポートし、POSレジとの連動によって効果的な販売活動を支援します。

園部松男氏は「このようなシステムは、迷うことなく日常業務が円滑にできるものでないといけないと思います。この点、『酒Do楽』は画面も分かりやすく工夫されており、簡単に操作できるのはいいですね」と語ります。 また、同店専務の園部将氏は、「当店での取り扱いアイテム数はとても多いのですが、このシステムに切り替えてから画面表示などの処理速度が高速になり、作業がとても楽になりました」と評価します。 さらに、商品名称のあいまい検索や金額による検索など多彩な検索機能や顧客の購買履歴をスピーディに参照できることも、日常業務の効率化や営業立案に大きく貢献しています。

このような機能面の評価は、本シリーズのユーザを全国に6500店保有し、業界トップクラスのシェアを誇っているMDISが新たに開発した「酒Do楽」の充実した機能が、広く支持されていることの証と言えるでしょう。

システム構成図
「使いやすいシステムです。データの活用法は使い手であるそれぞれの酒販店の考え方・工夫次第でしょう」と語る園部 将氏

酒販店の現場を理解したきめ細かいサポート体制

このような機能面でのメリットと共に重要なのはサポート体制です。園部松男氏は「我々は特にシステムの知識が豊富、というわけではありませんから、操作が分からなくなった時に迅速に解決しないと業務が止まってしまいます。こんな時365日対応のコールセンターに電話をすれば、すぐに駆けつけてくれるので助かっています」と語ります。

また、「これまでにサポート電話がつながりにくい、などの不具合はありませんでした。様々な相談にも気軽に乗ってもらえます。例えば『こういう事がやりたい』と相談すれば『この機能を使えばいいですよ』と的確な答えがもらえるので大変助かっています。それに、こちらへ訪問する時も保守サポート担当者は店舗が繁忙な時間帯を避けて対応してくれます。気配りのあるサポートだと思います」と、手厚いサポートの品質を高く評価しています。

さらに「酒Do楽」は、電話回線を経由してコールセンターのスタッフが遠隔操作でサポートする「遠隔サポート機能」を搭載、幅広いユーザに対して大きな安心感を与えています。

実用度の高い帳票出力機能で紙代の削減も達成

酒販店では請求書売上伝票、商品台帳、宅配伝票といった様々な伝票が日常的に必要です。このため、実用性の高い帳票出力が充実していることは、まさるやにとって必須でした。

園部将氏は「以前のシステムでは、住所欄に郵便番号が入出力できなかったり、フィールドが短いために商品名が全部入りきらないこともあって不便に思っていました。しかし、『酒Do楽』では商品名、郵便番号をはじめ、住所のマンション名まですべて入るだけでなく、FAX番号、携帯電話番号まで入るので、大変便利になりました」と語ります。

また、伝票レイアウトが改良され、1枚のスペースにより多くの情報が入るようになったことで、紙代の節約にもつながったことも大きなメリットとなりました。さらに、運送会社の伝票出力にも対応しており、商品発送時の伝票記入の手間からも解放されました。

高度な経営分析機能で営業戦略を強化

このような日常業務と共に、まさるやが注目しているのが集計・分析機能です。「酒Do楽」では過去15カ月分の明細をベースとした前年対比分析や商品ABC分析をはじめ、取引状況が一目でわかる日報、販売目標への達成度など、多彩な経営分析機能を備えています。

「まだ運用を始めて間もないので、分析対象のデータが十分に蓄積されていませんが、この機能をフルに使って営業強化を図り、売上の向上につなげていきたいですね。これからが本当に楽しみ」と園部松男氏は語ります。

これらの経営分析機能は、酒類小売業の生き残りのための支援ツールとして、顧客データベースと連動し、常連顧客を的確にターゲットとするDM発送業務や、来店客向けの「ポイントカード」による個人顧客のデータの蓄積と販売状況の把握・分析を行い、個人顧客のニーズに応じた販売・営業活動の強化など、今後さらなる活用が期待されています。

また、現状でシステムに実装されていない機能についても、全国酒販店のご意見、ご要望を取り入れ、バージョンアップによって順次実現していく予定です。この点について園部将氏は「これまでに提示した要望は比較的早く反映していただけています。現場の声がダイレクトに反映され、さらに良いシステムへ発展してゆくのは嬉しいです」と期待を寄せています。

「ともかく、これからやりたい事はたくさんあります。もっとお客様とのコミュニケーションを密にし、"お酒を買うならまさるや"というお客様を増やしたい。そのために、今まで以上に『酒Do楽』を活用しようと思っています」と園部松男氏はこれからの抱負を熱く語ります。

まさるやにとって、「酒Do楽」は単なる業務支援システムにとどまらず、もはや、経営・営業力の強化、お客様との対話づくりなど、"未来のまさるや"を築くための強力な戦略システムとして欠かせない存在となっています。

記事について

この記事は、情報誌「MELTOPIA」2005年4月号(No.105)に掲載されたものを転載しました。
この記事で紹介しているMDISの流通業向けパッケージソリューション事業は、2020年4月1日付けで三菱電機ITソリューションズ株式会社(MDSOL)に移管・統合されました。
2020年4月1日付で株式会社三菱電機ビジネスシステム(MB)は、三菱電機ITソリューションズ株式会社(MDSOL)に社名を変更しました。

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